永正寺副住職 中村建岳が、法話を推敲する過程で考えたことや、日頃感じていることなどを、そのまま素直に表現するブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『 寺おこしの会 』の設立趣意

2012.7.21

私は、
お寺のイメージを変えていこうとする、
寺おこしの会 』を提唱しています。

多くの寺院に参加していただいて、
大きな存在感を出せるようなものにしていきたいと思っています。


仏教各宗派さまざまありますが、
明確な目標を持ってその達成度を検証するような宗派はあまりないと思います。

目標というよりむしろ、伝統を護り、現状を護ることが使命です。

もちろん、
だからこそ!? 宗派の存在意義があるのだとも思います。



『 寺おこしの会 』は、
お寺のイメージを変えるという明確な目標を持つ組織にしたいと考えていますので、
既存の宗派、組織などにとらわれないものにしたいと思っています。



また私は、

組織ができることによる、
制約やしがらみ、上下関係など、様々な弊害が起こってしまうことを好ましく思っていません。


ですから、
この『 寺おこしの会 』は、
ゆるやかで機動力があり、上下関係のないフラットな組織作りを目指していきたいと思っています。


以下に、『 寺おこしの会 』設立趣意書、原案を掲載します。


『 「 寺おこしの会設立趣意書(原案)

「 寺おこしの会 」は、
仏教、寺院、僧侶についての「 亡くなってからの宗教 」という根強いイメージを、

「 生きている私たちにとって身近なお寺、心の拠りどころとしての仏教 」へ根本的に変換しようとする目標を共有し、より多くの寺院が交流、連携、協力して活動していこうとするものです。

ひいては、仏教が持つ「 癒し 」の力とお寺が本来持っているネットワーク力を生かしての「 寺おこし 」で、心地よい社会をつくろうとするものです。



活動内容の柱は、

1.寺院での仏前結婚式の普及と、その前提となるお寺のネットワークを生かした婚活支援をすること。

2.成人の際に授戒を行い、これまでの20年間とこれからの希望を込めた「 心の拠りどころ 」となりうる2文字の戒名をつけること。

3.4月8日を「 ヒーリング・フラワー・デー 」(はなまつり)、日本全国が癒しに浸る日、喧嘩していた人が仲直りする日、心穏やかに過ごす日、ヒーリンググッズを贈り合う日として、クリスマスにならぶ国民的行事化を目指すこと。

4.仏教的考え方による低ストレス社会を目指し、うつ病など心の病の予防をはかること。

5.身近なお寺として、イベント、コンサート坐禅会などを行うこと。


などを参考にして、各寺院がそれぞれの地域性、特徴を生かした取り組みをしていくことです。



また、「 寺おこしの会 」は、
宗旨宗派問わず、目標を共有する人(寺院)が、フラットで上下関係のない、機動力がある、
今までにない組織作りを目指します。

ですから、
1.代表、会長などの役職を設けず、すべての会員を同じ立場の『「 寺おこしの会 」呼びかけ人』とします。

2.機動性のある組織として、会員同士のお寺に行く際の儀礼(衣、お土産)は省略します

3.年会費を徴収せず、必要があれば企画毎に賛同者を募ってお金を出し合う形式にします。


以上のようなコンセプトで行いたいと思っています。
より多くの皆さんの賛同とご参加を心より歓迎いたします。  』







「ご訪問いただいた方へ」
一日一回、3つのランキングボタンをそれぞれクリックしていただくと有り難いです。


ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト
コメント
寺・僧侶の使命
こんにちは。

「寺おこし」 ぜひがんばってほしいと思いますが、
根本的なことが抜けないようにと願います。

寺はそもそも何のために建立されたのか。
僧侶の使命はなにか。
私が言うまでもありません。

真実の仏教を明らかにすること。
釈迦の教えを徹底的に布教すること。

仏弟子の使命は、それ以外にないと思いますし、
あってはならないと思います。

釈迦の教えを明らかにするためならば、
各宗派で徹底討論・法論することは大いにやるべきだと。

 「破邪顕正せざるものは仏弟子にあらず、
  これ仏法中の仇なり」
 (涅槃経)

釈迦の遺言を徹底して守って欲しいと思います。

釈迦の教えを徹底して伝えれば、
必ず寺は栄え、興隆するはずです。

「寺おこし」 がんばってください。
期待しています。
2012/07/22(日) 17:51 | URL | JJSG #-[ 編集]
Re: 寺・僧侶の使命
JJSGさん
コメントありがとうございます。

「寺おこし」についてのエール、ありがとうございます。

この「寺おこし」の構想とは、

現在、
それぞれの宗派なり寺院、僧侶が
説教、法話、講演活動、執筆、ブログなどなどさまざまな形で、
それぞれ立場で、
「真実の仏教を明らかにし、釈迦の教えを徹底的に布教すること」に努力していると思うのですが、


その前段階。
それぞれの努力を阻害してしまっている、「仏教」=葬儀法要という根強く大きなイメージを、

この際、
宗旨宗派、さまざまな立場、考え方はおいて、

一緒に連携して、
世の中の仏教のイメージを「生きている私たちのための仏教」だと
身近に感じてもらうための活動ができないものか? という提案です。


「生きている私たちのための仏教」という身近なイメージに変わるからこそ、
私たちのそれぞれの布教が、本当の意味での布教になるのだと思います。

そして、
各宗派、各寺院、僧侶が布教するのは、この前提であり、当たり前だと思っていたのです。


でも確かに、よく考えると、
今の寺院は葬儀、法要、お墓などのお布施という経済活動で成り立っていて、
それが成り立っているから、布教はお飾り的な存在であったり、
お金持ちのお寺がイベントや趣味の世界に走ったり、

決して布教が前提でないという意識のお寺がたくさん存在していると思います。

当たり前のこととしてでなく、
確かに活動の柱として掲げるべきものですね。


貴重なご意見ありがとうございます。さすがですね!
これからも、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
2012/07/22(日) 23:00 | URL | 建岳 #-[ 編集]
ご無沙汰しております。
素晴らしい取り組みに敬意を表します。
私のように寺持ちでない分、皆様のご苦労は
計り知れないものを感じております。
JISGさんのお言葉に私も同感です。
それぞれの祖師が教主釈尊の教えを基に
現在の宗派が確立されてきましたのは承知の事実で
ありますが、現代において最も大切なのは
敢えて確立してきた垣根を超えて今一度、
私達世代が釈迦の教えとは何か?を徹底的に語り合い
仏教原点に回帰し伝え教え導く時なのではないかと
思っております。
人は一人でいる時は智者でありますが、集団になると
愚者になってしまいます。
そこに最も深い落とし穴があるのだと思う次第です。
まだまだ各宗派には長老と言う名の提婆達多が多く
その威光を放っておりますが、屈する事なく
進んで行かれます事を願ってやみません。
微力ではありますが私にお手伝いできる事が
御座いましたら遠慮なくお申し付け下さい。
縛りがない分、守るものもありません(^_^;)
護りたいのは本来の教えだけです(^_^)
2012/07/24(火) 21:26 | URL | 寺子屋一平塾塾長 #b8a77ON.[ 編集]
Re: ご無沙汰しております。
寺子屋一平塾塾長さん
コメントありがとうございます。

こちらこそご無沙汰しておりますm(_ _)m

仏教の原点回帰のご提案、本当に魅力的ですばらしいことです!
2500年前の実在のお釈迦さまという人が、どんな人だったのか?
実際に何を行ったのか?興味は尽きません。

また仰るとおり、人は組織、集団になると、
本来の大切なこと見失ってしまいがちになり、プライドや権威主義に陥ってしまったり、
おおにして、さまざまな問題を抱えてしまうものです。

ですから、既存の宗派、組織では、
なかなかできることではありません。


ただ、私は、

仏教の本来について、
議論をすればするほど、深みにはまってしまうことの弊害を危惧しています。

おいそれと簡単にはできないものだと思っています。

私は、それよりも、
「 今、お寺として何が出来るのか? 」

であれば、宗旨宗派の垣根を越えて一致協力できる可能性があると思うのです。


力強いお言葉ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
2012/07/24(火) 22:24 | URL | 建岳 #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

中村建岳

Author:中村建岳
お越しいただきましてありがとうございます。
文字ばかりのブログですが、どうぞお付き合い下さい。

リンクフリーです。

私のお寺のホームページは⇒こちら
です。

⇒こだわり住職 なるほどアイデア情報局
⇒良縁 寺カフェ
ブログもよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。