永正寺副住職 中村建岳が、法話を推敲する過程で考えたことや、日頃感じていることなどを、そのまま素直に表現するブログ。

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予測不能という意味

2011.5.18
前回の補足になると思います。

例えば
今後どのような経済情勢になるのか

株価がどれぐらいになって、
それが私たちの生活にどう影響するのか?
「 そろそろこの辺りで下げ止まりです。 」
「 3ヶ月後の株価は、これぐらいになると予想されます 」

TVでは
名だたる経済評論家が予測をしているのですが、

実は
評論家の数だけ予測があるぐらい様々であり、予測が何通りもあること。
そして
そのうちほとんどの予想が外れて、一つだけ!?当たるか当たらないかです。

そしてこの場合
予想が外れても大丈夫なんです

その予想が外れた場合の理由については
あらかじめ既に用意されているからです。

「 分析や予想が間違っていたわけではないが、また別の不確定要素が加わった。 」


この例示は、
経済評論家のしていることが無意味だとか
とりたてて能力がないということを示しているのではありません。


一瞬先のことがわからない人間には、
経済動向の予測( ≒「 集団心理 」の予測 )が
極めて困難であることを示しているだけなのです。
そして後付の結果論で、なんとでも理屈が付けられてしまうのです。



そもそも
私たちには、誰しも、これから先に起こることについては分かりません。
「 幾通りかの予測をたてることができそのうちの一つが実際に起こるかどうか 」
程度の能力しか、人間には備わっていないのです。

言うならば
予測とは、実は、
今後のあらゆる起こり得る事態に対応する準備をするために必要なものなのであり、

結局のところ、究極のところ、
誰にもこれから起こることは分からないのです。



そして例えば、
平和な時の経済についてであれば
ある経済政策を試みて、
その動向( ≒集団心理の動向 )を分析し、そして
状況に応じて変更するようなことが可能です。


しかし、
今回のような危機的な状況の原発事故のさなかにあっては

あらゆる予測シミュレートでの
パニックなどの最悪の事態を「必ず回避しながら改善の道を目指していくという、
まさに綱渡り、
失敗はもちろん、試みることすら許されないという深刻な状況だったのです。


ですから
あれだけの状況で
結果的にパニックを起こさせなかった対応については
後付なら、いくらでも際限なく批判は可能なのですが、
枝葉の問題はあった!?にせよ、全体としては大きく評価されるべきだと思うのです。




<この一連の記事について>
この一連の記事は、単に現政権である民主党などを擁護するという意図ではありません。
過去記事「再評価」では、麻生政権を後から再評価することについて書いています。

むしろ
私たちマスコミなどの関心や興味が、
「 問題点ばかりに集中すること 」による 弊害 について考えていただけたらと思っていますm(_ _)m







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