永正寺副住職 中村建岳が、法話を推敲する過程で考えたことや、日頃感じていることなどを、そのまま素直に表現するブログ。

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夢を持ち続けること

2011.10.26

前回の記事「 ベイビーステップ 」では、

スポーツメンタルトレーニングとして、坐禅が取り上げられていることを
ご紹介しましたので、

せっかくですから、
スポーツメンタル!?をきっかけに
心の問題について、表現をしていきたいと思っています。


今回の表題の
「 夢を持ち続けること 」とは、

イチロー選手や松井選手など、
超一流といわれる
アスリート、スポーツ選手が

小学校や中学校を訪問し、
子どもたちの前で講演するニュースが流れるたびに、

必ず!?と言っていいほど
是非、子ども達に
伝えたいこととして取り上げられる、

「 夢を持ち続けることの大切さ 」のことです。


これは、
「 夢をあきらめないこと 
「 自分(の夢を)を信じ続けること 
など、表現はそれぞれあるのだと思いますが、
ほとんどのアスリートがその大切さを強調しています。


また、
スポーツ選手のドキュメントや特集で、
怪我や挫折を、
不屈の精神!?でもって克服し、ついには成功をつかむというような番組では、

やはり、
「 夢を持ち続けること、信じ続けることの大切さ 」
の素晴らしさを、視聴者に強く訴えかけています


これらの
「 夢はかなう! 」「 あきらめない! 」「 信じ続けること! 」
などの素晴らしさを繰り返し強く訴えているということは、


反面、実は、
ほとんどの人!?にとって、
その「 夢を持ち続けること 」が、
なかなか出来ないことであり、大変難しいということを示していて、

ある意味、
普通の人ではとても真似することのできない
一握りの人にしか出来ないことだからこそ、

一層、憧れと羨望の眼差しをもって、
その超一流アスリートの素晴らしさを称賛するものだとも思います。



もちろん、
夢を持ち続けることが出来ないとわかっていたとしても、
夢を持ち続けようとすること自体が大切なことであり、価値のあることです。



その上で、ここで
むしろ取り上げたいのは、

ある意味、
圧倒的多数のほとんどの人が、完遂できない困難なことを、
何故その一握りの人はできたのか? です。

「 何故、夢を持ち続けることができたのか? 」
「 何故、途中であきらめなかったのか? 」
「 何故、信じ続けることができるのか? 」 です。


私たちは、
どうしたら(どのような条件があれば)
夢を持ち続けることができるのでしょうか?
<続く>









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夢を持ち続ける根拠

2011.10.29

前回⇒からの続きです。

「 あなたの夢をあきらめないで~♪ 」
「 夢を信じて生きていけばいいさ~と♪ 」など、

夢を持ち続けましょう、夢を信じ続けましょうという歌は、
数え挙げきれないほど!?あります。


しかし、
いざ実行しようと思っても
なかなか容易にできるものではなく、非常に難しいものです。


「 夢を信じましょう 」というメッセージが世の中に溢れていても

どうしたら夢を持ち続けることができるのか?
何故、夢を信じ続けることができたのか
何故、あきらめなかったのか

については、
結局、「 とても素晴らしい人だから 」という結論に終わってしまい、

取り上げることが、あまりないのではないかと思っています。


さてそこで、私は、
夢を持ち続けるには、ある条件が必要なのではないかと感じています。

例えば、
イチロー選手

イチロー選手は子どもの頃、運動能力だけでなく学力も優秀でした
その学力を生かして、
その後、その方面に進んでいったとしても成功を収めただろうと言われているぐらいです。

何故プロ野球選手の道を選んだのか?と問われたインタビューでイチロー選手は、
「 勉強もそこそこできたけれど、一番ではなかった。
  でも、
  野球だけはどんなことでも誰にも負けないくらい上手かった。 」
と答えていました。


「 誰にも負けないくらい上手かった。 」

幼いイチロー選手に「 強烈な成功体験 」があったことがうかがえます。


実は、
この「 強烈な成功体験 」こそが、夢を信じ続ける条件


言いかえれば、
「 夢を持ち続けることができる根拠 」として、

イチロー選手の中に揺るぎなくあったのではないか と私は思っています。


イチロー選手は幼いころから、父親と二人三脚で、
バッティングセンターに通いつめるなど
持ち合わせた天性の運動神経もあって、
周囲の子どもたちと比べたら圧倒的にとび抜けていたレベル
大人の野球チームに混ざってもなんら遜色のないレベル。

野球に対する強烈な自信をもっていたであろうことは
想像に難くありません。

そのような
「 強烈な成功体験 」は、「 夢を持ち続ける根拠 」になり得ます。


「 夢を持ち続けること 

将来
誰に対しても約束されていないし、100%確実に保証もされているわけでもないので、
夢に対して不安を感じることがあります。


夢に挫けそうになった時
夢をあきらめかけた時、
不安な時、落ち込んだ時に、

「 いや! 私はできるはずだっ! 」とグッと押し返すのか、
「 やっぱりダメかもしれない 」と諦めてしまうのか


その分岐点


もしも、
野球をやるたびに 誰よりも下手、という 
失敗体験ばかり を積み重ねて成長した場合でも、
「 いや! 私はできるはずだっ!」と押し返して、
人は、果たして、
「 プロ野球選手になる 」という夢を持ち続けることができるでしょうか


残念ながら
人は、全く根拠なく夢を信じることはできない と思います。


イチロー選手は、
その圧倒的な成功体験根拠となって
 私はできるはずだっ! 」と思えるからこそ、
夢を継続させることができたのではないでしょうか?



私たち自身を振り返って考えてみても、

「 私はできるはずだっ!」
「 やっぱりダメかもしれない 」
分岐点

それまでの自分の人生での成功体験失敗体験

そのどちらが多いかによって、
大きく左右されてきたのではないでしょうか


つまり、
「 夢を持ち続ける根拠 」とは、
自分自身の「 その成功体験の多寡 」にあると思います。
<続く>




■補足■
なお、
私が考えている
「 夢を持ち続ける根拠 」は
「 成功体験の多寡 」一つだけだとは思っていません。

次回からは、
それらの別の根拠を取り上げたいと思っています。






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反骨精神

2011.11.2
前回⇒からの続きです。

「 夢を信じましょう 」というメッセージが世の中に溢れていますが

どうしたら夢を持ち続けることができるのか?
何故、夢を信じ続けることができたのか
何故、あきらめなかったのか

については、
取り上げることが、あまりない と思っています。


そこで、前回私は、
夢を持ち続けることは、

自分自身の「 成功体験の多寡 」に影響されるのだ
という視点で取り上げました。

「 私はできるはずだっ!」
「 やっぱりダメかもしれない 」
分岐点

それまでの自分の人生でのその成功体験が多ければ多いほど、
自分の自信が強化され、夢を持ち続けることができる可能性が強くなるのではないか?

というものです。


今回は、この
「 どうしたら夢を持ち続けることができるのか? 」

別の視点で取り上げます



「 フジヤマのトビウオ 

といえば、皆さんご存知!?の古橋廣之進さんです。

ご存知の!?とご紹介しながら私にとっても
JOC日本オリンピック委員会)の会長をされていた方という記憶ぐらいなのですが。

この古橋廣之進さん
現役時代はもちろん
「 フジヤマのトビウオ 」というくらいですから、
水泳の選手です。

1949年に
400m自由形、800m自由形、1500m自由形で当時の世界記録を樹立され
「 フジヤマのトビウオ 」という愛称で呼ばれた方です。


このような素晴らしい大記録をつくられた
古橋廣之進さんですが、


実は、
水泳選手としては重大なハンディキャップをもっていました。


それは、
戦時中の勤労動員の時の事故で、
左手の中指の第1関節から切断するというもので、

水中での推進力の重要な原動力となる、
指の一部分を失ってしまっていたのです。


後の
古橋さんの特集の記事か何かで、


古橋さんは
ある意味
そのハンディキャップがあったからこそ
そのハンディキャップを埋める努力をしなければならなかったからこそ、

まさに人一倍
他の誰にもできないような努力をし続けてこられたのかもしれない


というような指摘を目にしたことがあります。


人は、
何かのハンディキャップを持ったとき、
自分自身のアイデンティティが追い込まれるようなことがあったとき、


「 なにくそ!!! 」


という反骨精神のようなものが強い原動力となって、


夢を持ち信じ続けることができる場合もあるのではないかと思います。
<続く>








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反骨精神の補足

2011.11.5
前回「反骨精神」⇒の補足です。

夢を持ち続けること、夢を信じ続けることの根拠、条件として、

前回、
反骨精神を取り上げました。

例として、
身体的なハンディキャップを背負った
「 フジヤマのトビウオ 古橋廣之進さんが、
それをバネにして世界記録を樹立されたことを取り上げました。


この反骨精神。
身体的なハンディキャップだけにとどまりません。


代表的なものは
経済的なハンディキャップ

つまり貧しさです。


どうしたら夢を持ち続けることができるのか
何故、夢を信じ続けることができたのか
何故、あきらめなかったのか


ハングリー精神を常に強く持っている人は


「 私はできるはずだっ!」
「 やっぱりダメかもしれない 」
の分岐点、

「 私はやらなければならない! 」
とグッと押し返して夢を持ち続けることがあります。



また別に、
「 差別をされる側 」の反骨精神の場合も数多く耳にすることがあります。



これらのような反骨精神は、
身体的、経済的、差別などのハンディキャップに対する、
いずれも、まさに、
自身の存在意義を賭けた強烈な戦いであり


だからこそ、
夢を持ち続ける原動力になり得ます



しかし一方、諸刃の刃であり、
反動やもともとのストレス、重圧に負けてしまう場合も少なからずあるのだろうと思います。





次回はまた別の
「夢を持ち続ける根拠」を取り上げたいと思います。
<続く>



■補足の補足■
今回取り上げた反骨精神についてですが、

例えば
「 差別は悪いことだ 」など、
そのこと自体の良し悪しについては、あえて触れていません。

良し悪しとは関係なく、

あくまで、
『「 夢を持ち続ける根拠、条件 」として
  これらの「 反骨精神 」があり得る 』というだけの記事であって、それ以外の意図は全くありません。


どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m







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信仰心

2011.11.8
前回⇒からの続きです。

夢を持ち続ける条件、夢を持ち続ける根拠として
夢の途中で挫けてしまわないことについて、

これまで、
成功体験の蓄積ハングリー精神差別身体的ハンディキャップなどを基にした反骨精神を取り上げました。


今回は「 信仰心 」です。

この「 信仰心 」
実は、日本人のメンタリティーには あまり馴染みがない と思っています。

お坊さんである私が言うのも少し変でしょうが、
海外から見て日本は、無宗教の国だと言われることについて、
そうだなぁとも思います。


もちろん
私たち日本人に宗教心や信仰心が全くないわけではありません
無いわけではないけれど、

質が全く違うので、
欧米や海外から見ると無いように見えるということだと思います。


つまり、日本では
仏教や神道が心のとても深いところに
潜在的に存在していて、何かの時にふと、顕在化するような信仰心です。
身近な人が亡くなられた時など、七五三の時など、
仏教や神道などの風習や儀式で心が落ち着くような。

神社やお寺を見れば
教義やお経などわからなくても、何だか心が動くような

そんな潜在化!?したような信仰心です。


一方、
欧米海外のキリスト教やイスラム教などでは、
その信仰心がまさに顕在化しているのだと思います。

小さな子どものころから
神の物語を繰り返し聞いて育ち、

洗礼という厳かな儀式を経て
信仰の道に入り、

神がいつもそばにいる、一緒にいるという家庭、文化の中で成長していく中で、
心のよりどころとしての神への信仰心の顕在化は、

まさしく
「 信仰心 」と呼ぶにふさわしく、
日本人のものとは、全く質が異なるものだと思います。


よく、
海外のスポーツ選手勝利したり、ホームランを打ったときなどのインタビューで、
「 神に感謝 」
とごく自然に、当たり前のこととして語られますが、

日本人のメンタリティーでは、
「 両親支えてくれた人に感謝 」
という場合が多いことなどに、その違いがはっきり表れています



さて、ここで、
話を冒頭に戻しまして、

つまり、
「 顕在化した信仰心は、夢を持ち続ける条件になり得る 」
です。
<続く>







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